フランケンシュタイン(1/21 ソワレ)
シャボン玉~の当券チャレンジ失敗したので、追いフランケンシュタイン(当日券)追加しました(´>ω∂`)☆←
だから実際、大阪まで柿澤さんと加藤さんを見るが予定なかったんですけど、急遽みれることになって、(3年前は見れなかった)加藤さんアンリ/怪物だ~!ってちょっとテンション上がって1幕を観ました。
……頭を抱えました。な ん だ あ れ (^ω^)
小西アンリがママだとすると、加藤アンリは面倒見のいいお兄ちゃん。なんならもうビクター専用ボディーガードならぬ、ルンゲより役立つ執事かな!?レベルのビクター強火担。
それにあわせてか、柿澤ビクターも滅茶苦茶(歌も芝居も)進化しすぎてて、アンリに依存状態のビクターと、ビクター強火担のアンリって歯車がぴったり合いすぎてしんどさ増しすぎ。柿澤さん3年の間にどれだけ進化してるんですか……。(正直こういうのが中川さんにもほしかった)
というか、中川/小西ペアと立ち位置とかいろいろと全然違う!!これペア違うとどうなるのか、早く大阪で確認したいんですけど!?(でも終わってほしくない)(東京千秋楽おめでとうございました(´;ω; `))
- 柿澤さんビクター
柿澤さんビクター、ホントに今回更に表情(喜怒哀楽)がはっきりわかりやすくていい。あとジュリアに対して不器用すぎる~!!!ジュリアのため…だろうけども、完全無視で冷たすぎる…。あれはジュリアでなくても泣くけど、何年も待ってためげないジュリア強い(笑)
あとお酒には泣き上戸ならぬ、泣き下戸っぽい。オケピに吐くし、歌いながら遠慮してるし、アンリに借りたハンカチを何回も使って投げるし…めんどくさいな(笑)
ビクターの「アンリ・デュプレ少尉!」って冒頭のセリフも、
中川さんビクターだと『やっと見つけたぞ!』って感じなのに、柿澤さんビクターだとタイミング見計らって出てきてるようにみえる不思議。
あと、ビクターの研究施設に行ってからの「ルンゲ、研究日誌を」の台詞のあと、柿澤さんビクターのときはルンゲから研究日誌を受け取らなくて、この人メモしてる?疑惑が私の中で湧いてます。あとたぶん研究日誌に書かれた内容の解読に時間がかかりそう。
友人として、アンリを蘇らせた(つもりの)柿澤ビクターは、唐突にアンリ愛が重くなる(「僕が!蘇らせたんだ!!✧ド(*,,ÒㅅÓ,,)ャ✧」)し、1幕ラストの「アンリ」の名前呼んでるのすら、どうしてアンリなのにアンリじゃないんだって悲痛の叫びに聞こえてくる。アンリ愛が重い。
2幕も一人一人失っていく毎に自分が守られて生きてきていたことと、失っていく恐ろしさから、いっそ友人であるアンリに殺してもらう方が…って感じなんだろうなぁって。
アンリとして蘇らせたはずのモノが怪物で、後悔してそうだけど、やっぱりアンリの面影を追い求めて北極へケリをつけに行ったんだろうなぁ……。。
あのあと後追い自殺してそうにみえるのは気のせいでしょうか。
- 加藤さんアンリ/怪物
加藤アンリはビクター強火担のセコムだよもう…(笑)
小西アンリよりも礼儀やマナーを持ってる紳士だし、柿澤ビクターに寄り添いすぎててもう紐男に尽くす恋人かよ状態。ビクター大好きなんだろうなっていうのがひしひしと伝わってくる。
一番ダメージ食らったのが、『君の夢の中で』ですね。
床で(?)泣きじゃくってた柿澤ビクターを「泣いちゃ駄目だ!!!」で、ガシっと掴んで起き上がらせて、頭コツンとしたあと、ギュッと抱きしめて(檻どこ消えた?)、看守が来たら柿澤ビクターを振りほどいて、絞首台に登って笑顔で逝ってしまう姿が本当にずるいよーーー!!!あんな笑顔や、励まされ方したら泣くし、あれ完全に、お前ならできる!!っていう"呪い"じゃん…( ´;ω;` )
とおもったら、そのあとの怪物がバブバブした赤ちゃん過ぎて椅子から転げ落ちそうになりました。なんでこうなるの?!Σ( ꒪□꒪)
鎖噛んだり、研究日誌噛んだり……どうしたらああやってビクターの元まで戻ってこれるようになるんですか……。産卵前の鮭なの??
小西さん怪物は「お前記憶あるよな!?」って感じなのでわかるんですけど、加藤さん怪物にはぼんやりとしか記憶なさそう(再会して徐々に思い出してそう)だし、ガチで道に迷ってそうだし、誰かコロシアム以外で怪物に何か吹きこんだよね!?って思うくらい変わりすぎぃ……。
北極で再会も、柿澤さんビクターはヘロヘロだけど、加藤怪物は嬉しそうに迎えて(幻覚かもしれない)ようやく遊んで貰って楽しい!!って思ってそうにみえたのは、やっぱり記憶が曖昧なせいかもしれない。
学んだ怒りという感情をビクターにぶつけてみて、学習したっぽい感じがあるし、加藤さん怪物は体は大人、頭脳は子供みたいな逆コ○ンっぽい。
愛故に呪いをかけて、それが憎しみ(怒り)を生み出し…完全に負の連鎖すぎじゃないですか……。。別ペアのときそんなこと思わなかったのに…おかしいなぁ…。(時間が経ってるせいかもしれない)
初演を諸事情で観れてない(観劇が被った)せいで比較できないのが残念ですけど、めっちゃのびやかに歌ってらっしゃるし、惜しみない愛とこれ以上ない怒りをぶつける飴と鞭を使い分けたスパルタ教育のような2役のギャップも凄いし、これが今まで時々見てきた加藤さんと柿澤さんの集大成ですか……って3年の重みを感じるかきかずコンビしんどい。
(小西さんと中川さんが成長してらっしゃらないと言ってるわけではないです)
シャボン玉観れずにちょっとしょんぼりしながら行ったら、更に沼に落とされた感がすごいです。
フランケンシュタイン、なんで中川さん/小西さんペアと、柿澤さん/加藤さんペアのDVD出さないんですか。公式推しペア(中川さん/加藤さん、柿澤さん/小西さん)よりも需要あると思うんですけど。
あと中川さん/小西さんペアに比べたら、柿澤さん/加藤さんペアのカテコの役の抜けてなさが逆に面白いですね。満身創痍状態じゃん……前者ペア、ケロッとして笑顔なんですけど(笑)
いやーーこの沼はホントに地獄だ(-^ω^-)