戰御史~Ikusaonsi~(劇団壱劇屋) 11/24
五彩の神楽シリーズ、大本命の11月がやってきました。
これから書く感想は、なけなしの語彙力をほぼ失った状態且つ、台本読む前と、読んだ後の加筆をしてます。
だから作品は見たけど、台本は読んでないよ!って人はある程度したらバックする方がいいかもですね。まあ毎月大したこと書いてないですけど!!
あらすじ
これは❝戰❞の物語
ある夜男は嵐に襲われる
駆け込んだ屋敷で男は男に出会う
床には不規則に並べられた数多の刀
微笑みながら男は男を見つめる
男はその光景に見覚えがあった
男は語り始める
男の物語を
これは❝戦場❞の物語
この記憶の主は、果たして
公式HPより
正直に書くと、今月はストーリーが今作含めた過去6作の中で一番わかりにくかったです。あらすじには忠実なんだけど、なるほど、わからん状態。
殺陣は滅茶苦茶すごいけども……赤星さんが亡霊だとか、赤星さんと大熊さんが2重人格だとかいろいろ考えたけども、どれもしっくりきてない。だから終演後台本速攻買いました。
色々考えながら観てたけども、関西小劇場も色々と観てきてる勢としては、今月の客演人+大熊さん参戦が、関西小劇場版スマブラかよって思うくらいにはめっちゃ豪華なメンバー。
2年ぶりの殺陣芝居の赤星さんとか、今売れっ子でしょっちゅうあちこちでみるキンヘビの伊藤さんとか、突劇金魚の作品書いてらっしゃるサリngさんとか、ロブの満腹満さんとか…それぞれ見せ場あってかっけーーー!!!って出てくるたびに思ってました。
(個人的にサリngさんと満腹満さんの武器と戦い方めちゃくちゃ好きです)
あと今月のアクションモブ組は全然モブじゃない。全員に見せ場があるからやっぱり目が足りない。
それと、「こいつ…動くぞ…!?」とか某名言を思い出してしまうくらいに舞台もめちゃくちゃ動く。動きすぎてそうくるか!ってなった。5ヶ月間ほぼセット同じなのに、あんな使い方あったなんて…。動かしながら飛び乗ってるのとか、めっちゃ好きだ…。
赤星さんに関してはもう笑顔でされる殺陣が好きすぎて無理としか言いようがないんですけども、大熊さんのヌメヌメよく動くマイムとか、メイン2人の異質な異常感が飛び抜けてて面白さよりも怖さの方が勝ってた。
でもそれが和らいだのは、河原さんの野生感改めV系感溢れたあのキャラが出てきたあたり。あそこで笑ってしまったおかげで、そのあと気楽に観れるようになった気がする。岡村さんと河原さんの側転とか、殺陣系以外のアクロバティックな動きも好きです。
全然余裕なくてアクションモブメンバーがメインシーン以外はほとんどみれてないけど、特徴的な動きがあると比較的そっちに視線が行きやすい気がする。
あと赤星さんの手で顔をべちゃーって撫でて笑う仕草めちゃめちゃ好きです。
大熊さんver.とかも怖かっこいいけど、赤星さんにされるとなんか怖くて鳥肌が止まらない。
あとこれは坂口さんの時にも思ったけど、体力バケモンかよ。同じ人間に思えないあの生命力というか、年齢を感じさせない殺陣のスピードとかぴょんぴょん跳ねてるお姿とか、その体力どっから湧き出てくるの……??まだまだ改善できると聞いて、ブランクとは…???ってなってるから、ホント凄い……お怪我なく千秋楽まで駆け抜けてください…。
とりあえずPP時代の赤星さんの殺陣を生で観れてなかった世代としては、こうして再び舞台上で見れるの滅茶苦茶うれしいし、呼んでくださった壱劇屋さんに感謝しかない。本当にありがとうございます。。
映像も好きだけど、役者としてのお姿がホント好きすぎて………末満さん同様、あと何回観れるかな…って状態の人を、こうして再び舞台上で活躍(殺陣してる姿)が観れて楽しいから、もっと関西小劇場の一線をはけようとしてる人を呼んでほしいのでよろしくお願いします(アンケートに書けよ)
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っていうのまでを、台本読む前に書いてました。
台本読んだ感想としては、「なるほど、やっぱりわからん。」ですね。
予想してた赤星さん(ろうそく男)は、大熊さん(表助)の二重人格で、彼が意識を失ったら無意識に闘いだすと。
キンヘビの伊藤さんが裏助で、ろうそく男の存在は知っている。
竹村さんが顔無、満腹満さんが大男、サリngさんが女頭領、河原さんが狂人…と。
(野生感とかV系とか言ってごめんなさい…!!!)
ストーリー的には複数回観て自己納得させるしかないのかなぁーと。
とりあえず殺陣の見応え満載なので、何度行っても観たりないだろうし、DVDは全景版とアップ版が欲しい。
サリngさんのかっこよさとか、満腹満さんの殺陣とか、伊藤さんの焦る姿とか、赤星さんの余裕み溢れる笑顔の殺陣とかもう………無理です……。劇場通います…笑
来月で五彩の神楽シリーズ最後とかいまだに信じられないですが、期待して過去作で復習しながら待ってます。。