Room2916795

観劇は麻薬。好きなことだけ気の向くままに。

3本はしご

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本日は…
匿名劇壇フラッシュフィクションvol.2「OPEX」
・「ハンサム落語 第七幕」(碕さん×前山さん、加藤さん×磯貝さんver.)
・Patch stage EX「Four Contacts」
の3本はしご観劇して参りました!


どれも違ってどれもいいって感じで面白かったです。
また明日からちまちま詳しい感想書いていきたいなぁ…とは思ってますが、実行されるかは謎。。←

とりあえずめっちゃ歩いて、酸欠なるくらい笑って、ストレス解消しすぎて眠いので…今夜は軽いメモだけして寝ますZz(´-ω-`*)


真紅組番外公演teamGUYS 「ハイ・ライフ」 1/30、31

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真紅組番外公演teamGUYS「ハイ・ライフ」を観劇してきました。

 

…1/30 マチソワと、追加で1/31のソワレというまさかの3回…笑

 

 

当初は2回の予定だったんですけどねぇ…(´ー∀ー`)←

 

「『真紅組さん×ベテランの面白い役者さん達4人組』とか、見逃したら絶対後悔する!」

と思うくらいには最初から期待大でして、悩んだ末に2度見ることにした結果、まぁ見事にドストライクで…めちゃめちゃ濃いし、面白いし、(個人的に)演劇激戦週のこの週末にこれを見納めずしてどうするの!?ってなりまして…結局当日券狙いで3度目に行きました…笑

 

 

 

 

とりあえず短くするつもりが、めっちゃ長くなった公演内容。

 

ディックのいる保護司の家に現れる保釈中のバグ。

ディックはバグに「いい案を思いついたんだ」とATMから現金強盗をし、人生を変えるために一儲けしようとする計画を提案する。そのメンバーにはディック、バグ、ドニー、そしてディッグがリハビリセンターでみつけた新人のビリー。

最初は乗り気でないバグも、ディッグに丸め込まれ、参加することに。

次にディックのもとにやってきたのはモルヒネ中毒で腎臓が片っぽやられ、もう片方も40%しか機能していないくらい体中がやられているドニー。

しかしドニーは人様のハンドバッグから財布を拝借し、銀行のキャッシュカードからお金を引き出して頂戴し、財布を返却するということを繰り返して生活していた。

ディックは彼の腕を見込み、バグと同じようにドニーにも計画を提案し、ドニーが怖がっているバグから守ってやるといって丸め込む。

最後にやってきたのは一週間前に会ったばかりのビリー。

ビリー曰く、バグをつけてディックの居場所を知ったらしい。

看護婦達を週に10人以上たぶらかし、ドラッグをもらっていたが、煩わしい関係を切るためにディックのもとに現れた。

ディックは彼の美貌に目をつけ、バグやドニーと同じように計画を提案する。

 

そして、詳細が明かされたのは、彼ら3人が再びディックのもとに現れた翌日の7時。

ディックの計画は、まずドニーがATMから60ドルを引き出し、明細を作る。その後600ドルになるように、5つや6つのキャッシュカードを使ってお金を作る。

次にビリーが銀行の窓口に行き、「ATMの機械が桁を間違えたようだ」と600ドルと60ドルの明細を渡す。

そして銀行へ修理屋が来たらバグとディックが彼らの下へ行き、銃を突き付けて大金を詰め込ませて逃走。

というのものだった。

しかし、バグもドニーもブタ箱(刑務所)に入ったことがないことが気に食わないし、ビリーもバグに突っかかり、喧嘩ばかり売る。

怒って出て行ったバグをディックが説得しに行っている間、ビリーがドニーをたぶらかそうとする。

ドニーはビビッて戻ってきたディックに、計画には参加するといって立ち去る。

そして約束の金曜日。

バグが盗んだ車に3人が乗り、待っているところにドニーが戻ってくる。

60ドルの明細を渡し、600ドルがあることを確認。次にビリーが銀行へと向かい、銀行員の窓口の女性(アモーレ)を口説いて戻ってくる。

あとは修理屋が来るのを待つだけ…となったが、警察が近くに現れたり、ドニーの体調が悪化して膀胱が限界を迎えたり、ビリーがバグにナイフを突きつけたり…ディックが何度彼らをじっとさせようとしても、彼らの暴走は止まらない。

そしてディックがバグの用意した銃をビリーらに突きつけ、ようやく落ち着いたかと思いきや…我慢の限界を迎えたバグによってドニーは気絶。ビリーはばらされてしまった。

罪をドニーに擦り付け、ディックとバグはその場から逃げた。

 

そして後日譚として、バグとディックのその後、それからドニーのその後が明かされ、ディックがバグに「新しい計画があるんだ!」と再び持ち掛け、バグに話を聞かせようとする…。

 

 

上演時間・約100分

 

 

 

あっという間に流れ去っていくくらい大量の台詞を難なくこなし、そのうえで見る回ごとに、仕草のアドリブを変えてぶっこんでくる役者さん達。

仲の良さが現れてるくらい、楽しそうにされてる4人の姿がホントみていてこっちも楽しかったです。

でも全力であんなお芝居を土日2公演するとかほんと…ドMというか…お芝居に対する情熱が熱すぎですよ…笑(※褒めてます)

 

 

 

永督朗さんasディック

ずーっと出ずっぱりで、引っ込んだシーンある?ってくらいほぼ舞台上にいてはるのに、忙しないシーン多いし、まとまらない3人を怒鳴ったり、早口の長ゼリフやら、明らかに多い膨大な量のセリフという更に追い込みをかけるような事ばかりで…ただただ凄いな…って感じでした。

それなのに台詞のとちりとかもあまりなかったんですが…唯一某シーンで胸ポケットに入れたドラッグが出てこないというハプニングが^^;

「ここ(胸ポケット)にあるんだよ!笑」という永さんに突っ込むバグ(木所さん)がちょっと意地悪でめっちゃツボでしたwww

 

 

木所亮介さんasバグ

今まで観てきた役や、普段からは想像も出来ない木所さんでしたが、全然違和感はなかったです。

ドニー(久家さん)に対してはすっごくジャイアンで「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」として、ビール、タバコ、椅子…とありとあらゆるモノをすぐドニーから取り上げてドヤ顔。

回を増すごとにドニーから取り上げる回数が増えてたような…笑

ビリー(成瀬さん)をバラしてしまった後の清々しい顔が憎めないなぁ…と思ってました。

あと最後のキスシーン、これも回を増すごとに長くなってたのは気のせいでしょうかね…?

 

 

久家順平さんasドニー

バグからあらゆるものを取り上げられては、バグの見てないとこでぷんすこしたり、殴られることを学ばずに何度もバグにちょっかいかけに行ったり…大嫌いといいながら大好きっていうよくあるやつですかwwと思ってました。

楽回は椅子まで早々に取り上げられた為に、いつもと場所違うところで椅子回転→顔出す→背もたれに当たらないように顔を引く、という小さい子みたいな遊びをしていて、いつまでぶち当たらんもんかと思ってたら「ゴン」って音立てて当たってるのを目にしてしまって…吹きました。笑

そのほかにもいろいろやらかしていて、時代の違うミニオン(多分PEZ?)出してくるのあり!?ってなったし、落ち着きがない役とはいえ、一番色々と遊んではった気がします…。

上着置き忘れ事件はきっとお疲れだったんでしょうね…笑

でもラストのディックとバグが下手前方で話しているとき、上手後方にいたドニーが、ずっとドラッグでパントマイムしてたのは演出家の指示がなく、アドリブと聞いて流石だなぁと。

 

 

成瀬トモヒロさんasビリー

ぶっちゃけていいますが、初見時は「え?これホントに成瀬さん…?」ってなったくらい、今までの見た目と全然違って、こんなイケメンになれるんや…と一番ビジュアル面で驚きました。 ちゃんとエロさもでてましたしね…。でも後半が見てるとめんどくさい位イラッとしてきた不思議。

ディックの早口のシーンで、バスの上を回転しながら降りるのが結構好きだったんですが、楽回は省かれて少し残念でした。

ドニーの置き忘れた上着もこっそり渡してあげていたり、紳士だなぁと思ってたら、ドニーが余分に出してきたお金を、公演3回目からまさかのカツアゲ(という名の没収)してて笑いました。

2日目ソワレはドニーがポケットに直す方が早かったのに…笑

 

 

そういえば衣装もそれぞれの個性を表すように4色だったのが、面白いなぁと思ってましたし、ディックやバグはちゃんと手首に包帯巻いてるところとか細かなとこまでこだわってるなぁと。

舞台セットも照明もかなり好きなタイプだったなぁ…。

 

 

 長々と色々書きすぎましたが、また真紅組さんのteamGUYSとして、舞台の上に立つ4人の姿がみれることを祈っていますので、是非ともやってください。

あわよくばDVD出してくだs(ry

宇宙ビール 「にっぽんのうた」11/28

宇宙ビールさんの第3回演劇公演「にっぽんのうた」を観劇してきました。 

あらすじ:いつもこの時のように 
     ハレの日のようにあれ 

     あるケの日の暗闇にうちに 
     神は光をつくり、万物をつくった 
     そして 
     神は神に似せて人をつくった 

     神曰く 
     「なんかおもってたんとちょっとちがう」 


役者、ナレーター、クラウン、ダンサー、キーボーディスト、ヴァイオリニスト、様々なジャンルのパフォーマーたちが各々の商売道具を引っ提げてお届けする、今回の宇宙ビールは、歌、芝居、ダンス、音楽、笑いをギュギュっとつめこんだ、なんでもありの天地創造の物語。 
ちょっとナナメから見てみた、地球のヒフの、ある島の、ある男の子のお話です。 


猿渡美穂:花田美智子、しい 
安西なをみ:音色声子 
木所亮介:花田治夫、職人頭 
平地正憲:キーボーディスト 
笹原和哉:土田人男 
すずきまいこ:乙骨人美 
片桐慎和子:神田二葉、にい 
門田草:神戸一郎、いち 
久家順平:成徳太子 
新石器素子:星野天、ごう 
福澤里泉:ヴァイオリニスト 

(チラシ・当日パンフより) 

上演時間・140分くらい笑

宇宙ビールさんは前回公演の「ハル」の観劇と合わせると二度目。 
でも前回公演が凄くよかったので、今回も楽しみにしておりました。 

公演3日前に宇宙ビールさんの公式ツイッターに 
「(簡略)開演前に0884君の『特別なショー』があるよ!」と告知があったおかげか、開場過ぎに向かうともう既に4分の1程度席が埋まっておりましたが、なんとかみやすい席をゲット。 

久々の…というか、1年に1度の頻度でしかお見掛けしない0884君が、今年もまた改名されておりました。笑 
今回の0884君はなんちゃら(←忘れました…)0884三世という、どっかの貴族とかにいてそうなマスカレード仕様(劇場支配人とか言ってたような…)で、普段とはまた違ってパントマイム系が多く、ワルツを踊ってみたり…ちょっと違った感じでしたが、面白さは普段とは変わらずでした。 


面白い前説のあとは、本編。 
前回の「ハル」が『静』なら、今回の「にっぽんのうた」は『動』というくらい皆さんめちゃくちゃ動く動く。

チラシにも書かれていた通り、様々なジャンルの人を集めてきてるので、どれもこれもが凄い。凄すぎてお祭り騒ぎどころか、カオスなことになってました。笑 


でも、とっても面白かったのは事実です。たった3回だけの公演をあの小さめな会場でしてるのはもったいないな…と思いますが、まああそこでやるからこそ、面白みもあったような気がします。 


安西さんは聞いてて心地いい声で様々なナレーションをされるし…
平地さんと福澤さんのキーボードとバイオリンがこの舞台には欠かせない存在として私的にもドストライクな音楽を生演奏されてるし…
木所さんの役者として演じつつ、さりげなくカホンを演奏してるところが音楽に深みをもたせてたかと思いきや、全然イメージと違うオタクっぷりがめちゃくちゃ面白かったし…
笹原さんとすずきさんの男女のキレッキレで惚れるダンスや通販のデモンストレーションのときのコンビネーションが最高でしたし…
片桐さんと門田さんのお二方の無邪気な神様とおどおどした神様が、神様の中でも特に好きでしたし…
新石器さんの数々の早着替えからの数々の役や、やまびこのとこは凄いし面白いなと思いましたし…
猿渡さんのメイド姿は可愛すぎて私も一緒にもえもえにゃんしたかったですし…
久家さんに至ってはここ5年程で色々な姿を拝見させていただいた集大成かってくらい様々なことをされていて、その中には自分にとってここ最近一番見たかった物凄く懐かしく感じるものもあって…そこに全部持っていかれました笑

その他にももっともっと皆さんそれぞれにいいところがあったのですが…私のキャパオーバーで覚えきれませんでした\(^o^)/
メモしとけばよかったかなぁ…と少し後悔。

全体的には神様から作られた人の夫婦喧嘩と、通販コーナー、それとメイド喫茶の話がめっちゃツボでした。
神様が天地創造したり、太子の数々の話だったり、やまびこ?のやりあいとかも好きでしたけどね(*´ω`) 




なんやかんやと書きましたが、「創造の歌」が一番印象的で頭から離れません…笑


余談ですが、終演後にあったシールも購入しました。
裏地が白かと思いきや、まさかの透明で使い勝手が良く、あと2枚何に使おうか悩み中です。
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劇団Patch「幽悲伝」 公開稽古

 
 
 
劇団Patchさんの公開稽古第1部に行ってまいりましたので、乱筆&携帯の画像クオリティではありますが、自己満足レポートさせていただきます。
 
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本日の公開稽古場はピロティホールのサブホール。
今まで大ホール数回しか行ったことのなかった自分が中に入るのははじめてでした。
 
整理番号の早かった半分の人が稽古場に入り終えると、早速冒頭の稽古が始まりました。
 
杞山さんの殺陣がかっこよかったんですが、撮っていいのかわからずで撮れず…。
 
海里役の村川さんとが都月役の松井さんがご登場されてからスタッフさんより「撮ってもらっていいですよ」と指示がありましたので撮影開始。
 
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ここでは陽向役の田渕さんの代役として井上さんが参加。
その後、末満さんよりストップがかかり、細かな台詞の発音や動きについて指導がありました。
 
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都月役の松井さんに何度も何度も指導が入ります。
色々試してみた結果、一度壱劇屋の竹村さんが松井さんの代役としてやってみることに。
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結果としては「ギリセーフ」笑
竹村さんからのアドバイスも参考にし、なんとか切り抜けた松井さん。
そこからまた続いていきます。
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出雲役の竹下さんの登場。
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からの、壱劇屋の竹村さん、W.Strudelの内村さん、代役っぽい杞山さん、近藤さんも登場。
 
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まあ色々ありまして…富士丸役の井上さんと、陸奥役の吉本さんのご登場。
個人的にこの兄弟、気になってます。笑
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猿美弥役の中山さんもご登場。
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これまた田渕さんの代理として井上さん。
陽向が真多羅のもとへ嫁ぐこととなり、陽向が海里に尋ねて…というようなところで終了しました。
 
 
末満さんの事細かなご指導一つ一つが良い作品作りに繋がっていくとはいえ、想像以上に繰り返し稽古されていて、これらの積み重ねで作品が出来ていくんだなと、改めて芝居の凄さというか…魅力に惹かれた気がします。
今回出演のなかったメンバーが今後どう関わってくるのか、そしてこの後の展開がどうなるのかは12月の舞台を見るまでわかりませんが、今回の公開稽古以上に面白く、且つ鳥肌のたつ凄い舞台に仕上がってくるのではないかと思います。
 
また同時にDステ版の夕陽伝も楽しみになったのはいうまでもありませんが、やっぱり関西住みとしてはPatchさんに頑張ってもらいたいですね♪( ´▽`)
 
今回の公開稽古という試み、本当に有り難かったです。有難うございました。
 
 
 
 
 
おまけ。
海里と都月のシーン稽古中、W.Strudelさんの内村さんに殺陣指導を受けていた吉村さんが気になったので、こっそりこっちもみてました…。笑
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セリフ等はネタバレしない方がいいかと思い、あえて書きませんでしたが、写真で雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
つたない文章でレポとは呼べないものとなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。