Room2916795

観劇は麻薬。好きなことだけ気の向くままに。

刀ステ ジョ伝三ら星語り 12/21

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 なんとか小田原城以外全部劇場見れている刀ステに、今回も行ってきました!初演ぶり大阪初日!!

今回は黒田官兵衛役に山浦さん、豊臣秀吉役に川下さん、弥助に日南田さんと、過去に確かはてブロで読んだ、「推しが発表される頃にはチケットがない」現象に遭遇しかけて、危うく泣きを見るところでした。一般発売直前でもやっぱりチケット追加はできずでしたが、とりあえず1公演は観れるありがたさをかみしめてきました。

ほんとココの問題(先行チケット発売後に推し出演発表)は2.5次元舞台なんとかしてほしい。不満しかないよ!!!!

 

閑話休題

 

とりあえず本編の感想ですね。(以降がっつりネタバレしてますので、刀ステとTRUMP系未観劇の方注意)

 

 

まず言いたいのは、TRUMPクラスタ民ある意味しぬだろこれってことですね。

だってさー、グランギニョルでTRUMPの為に~って働いてた、日南田さんことダミアン・ストーンが、クラウスの下で働いてるんですよ??

しかも弥助は、元織田信長公の配下であり、彼を死なせたくなかった&その歴史を変えたい(実際は官兵衛に天下を取らせたい)って…つい先日某髑髏のお城で似た人みましたがな。。貴方も信長公拗らせとんのかーーい!!!ってめっちゃ突っ込みたくなりました。むしろ弥助と天魔王と時間遡行軍が手を組んだら色々最強なんじゃ……ほら、下弦の天魔王の中の人、三日月だし…(勝手にクロスオーバーさせない)

それにしても織田信長にとらわれ続けてる人多いなーと。

でも弥助の殺陣めちゃくちゃすごいですよね。ちゃんと認知できるようになったのは、グランギニョルのダミアン・ストーンからですが、毎回重力を感じさせない素早くかっこいいアクション&殺陣は、今回も見ごたえ満載でした。飛び入りしてくるところはかっこよすぎてあのシーンめっちゃ好きだし、強すぎる弥助無双…。

確か日南田さん、初演は時間遡行軍だったので、1幕で「本能寺の生き残りダ!!!」って言われて時間遡行軍は変身までできるようになったの?すごいな…と思ったら全然違いました。付喪神(時間遡行軍99体)のついた刀をもつ普通の渡来人でした。そうですよね。笑

 

川下さんこと大洋さんの秀吉様は、どっしりとされすぎて違和感がない。

時間遡行軍みても怯えないし、流石のひとことしかないですね!

一瞬でもお犬様が先生を監禁…!?とか思ってすみませんでした。*1

今回の豊臣秀吉自体は武器も持たず、無力でしたが、大洋さんが出ることで場が引き締まるなぁと改めて思いましたね。

 

そして山浦さんの黒田官兵衛。野心を隠し持つ策士な男。

歴史はそんなに詳しくないですが、末満さんの作品でキーパーソンを演じることが多いから、きっとなんかするだろうなと思ったら…今回の主犯であり、黒幕は貴方でしたか…。時間遡行軍はしゃべらないのにどうやって「刀剣男士」やら「時間遡行軍」やらの名を知ったのかは謎ですが、まあそこは策士だから色々察したんでしょう。笑(言ってたのかもしれませんが、背景に気を取られすぎました)

時間遡行軍を侍らせて、一瞬だけにっこりするお姿を2度とも見逃したのは一生の不覚です。末満さんの作品で微笑む山浦さんがめちゃくちゃ怖くて好きなのにorz

刀剣男士たちを魅せるため、徹底的な悪役になるお姿は、かっこよくて泣けますし、三ら星の3番目に自分がなるのだと決意して、闘おうとするお姿も、ご隠居さまとなっても策士すぎるのも、すべてがかっこいいし、あの時代を生きる一武将として命燃やそうとしている姿に思わず泣いてしまいました。「ワシは狂ってなどおらぬ!」っていう時の目力も凄い。

刀剣男士達よりかっこいいよぉ…。

今年、出演作品がとても少なかったので、ちょっとしょんぼりしてましたが、ここで取り戻すかのようにがっつりセリフのある重鎮的なお芝居と、軽い殺陣、見届けることができてよかったです。 

あとクラウスとダミアンの共闘はさっきも言いましたけど、TRUMPクラスタ的にはしんどいです。ありがとうございます。あるいみ夢の共演。

 

長政様は本当いい人だよねー。小田原城のさきっちゃん(竹下くん)といい、末満さんの作品で刀剣を愛してた人達と、刀剣男士たちの絡みが好きです。

長谷部に「生きてまた会おう」だとか、「黒田家に来てくれてよかった」だとか、そりゃあツンデレ長谷部も必死で長政様のいる世界の歴史守ろうとしますね。セリフがいちいちカッコいい長政様。。

親父殿(官兵衛)を止めるために、闘うお姿はかっこよかったです。

重大なネタバレ踏んでしまってたので、そこから察してはいたんですけども、やっぱり過去と未来ですよねぇ…。

 

とりあえず歴史人物はこれくらいにしまして…内容ですね。

今回は1幕と2幕が過去と現在(1幕的には2幕は未来)っていうのがビジュアルから読み取れて察してたとこもあるんですけど、1幕の伏線が2幕で綺麗に回収という名の種明かしをされてて、凄いなー!ってなりますねあれ。

2幕で「序」「叙」と交互に変わって種明かしされますが、知った状態で1幕から生で見返したいこの衝動。チケットォ!!なぜないのだ!!!!!(ライビュは確保済)

あと今までやらかしてなかったことをやらかしましたね。(山伏と小夜)

別の意味で私がご臨終しました。しんどい…。

今まで謎だったネタ(山姥切がなにやらかしたとか)が次々と解明されていきましたが、一番の三日月の謎が残ってるので、更に謎が深まることとなったかなーと。

 

さて、最後にようやく刀剣男士です。 

小夜左文字。

ちょっと個人的な話をしますがね、私はですね、刀ステでは納谷くんお小夜が一番好き*2すぎて、我が本丸でも五虎退ちゃんの次に愛着が湧いて、愛用してるわけなんですよ。

本丸に極が実装された頃から、納谷小夜ちゃんの極がみたいと言い続けてきました。

そしたら前回の終わりに修行に旅立ったじゃないですかー!!

だから今回は出演ないかと思ってたら、まさかの三日月が来る前の過去の話ということで、今回も継続出演。じゃあ4作目は修行中で出ないのかなーなんて思ってたら、戻ってきました。「極」の、小夜左文字。

実は事前にこのことを知ってしまっていて、ソワソワしてたんですけども、実際に自分の目で見るまでは…と思ってたら、最高にカッコいい所で登場するじゃないですかぁっ!!!!(泣)

私は起きながら夢を見てるのかなって思うくらい大号泣してましたし、今書きながらも泣きそうになってます笑

顔つきまでもが過去の1幕よりも大人びていて、怪我して守られていた前作までの小夜左文字とは違う、一回り成長して守る側となった小夜左文字がいつも以上にかっこよくて…もう最高でした!!!

過去と現在との2種の演じ分けもうまくなったなぁと思うと、小夜左文字とともに中の人も成長してるんだなと、改めて実感しました。

極となったお小夜、できたら最後(4作目)まで走り抜けてほしいなぁ…!

 

個人的に今回刀剣男士でよかったのは、次点だと山伏国広かなぁ。

筋肉キャラはちょっと苦手で、あまり育成できてないんですけど、でも兄弟のために〜って行動する心優しき山伏国広いいよなって。

1幕終盤は「お、折ったゾーーー!!!末満さんついに折りやがった!!!」ってなりましたね。消え切らなかったからお守り効果なのは読めたんですが、三日月からのフラグとは思わなかったですね。

山姥切を守り、宥めるストッパー的兄弟愛が美しかったし、これは株があがる。

 

ついでの山姥切は、 小夜と同じく成長したなーって感じですね。

自分の暴走(撤退しないという選択)から巻き起こしたとはいえ、山伏を一度失い、もうあんな思いをしたくないという意思から、本能寺、小田原城、独眼竜、そして、今回のジョ伝(後半)につながったと思うと、山姥切に誉をあげたいですね。とりあえず順番に1から見返したい。

あと山伏のときにも書いたけど、今までみれなかった兄弟愛がいいですよね。兄弟の敵討ちの為にまたちょっと暴走する山姥切って、ちょっと新鮮で、でも勝ち切れずに助けてもらうっていうね。

 

たぬたぬこと同田貫は、なんていうか…目力すごい。

メイクのせいなのか、目をめちゃくちゃかっぴらいてるのが後列からでも判別できたのが凄く印象的だった。

倶利伽羅のようにあまりなれ合おうとはしないけど、でも仲間思いなのは同じだし、体を張って長谷部と山姥切に「撤退だ…!!俺達は!負けたんだ…!!」っていうのが凄くぐっときてよかった。常に戦いを求めてるあのたぬたぬが、こうして止めるなんて…っていうのが……とりあえずたぬたぬもっと観たいです。

 

 ばみこと骨喰藤四郎は今回のヒロインだったなーと。

三日月との絡みはもっとちゃんと観たかったので、次回作にも希望。

というか、三日月の中の人、髑髏城でお忙しいのに声録音とか映像撮影とかよくやってのけたよな!?でも今回、アンサンブルの人が三日月(後姿)をしてたけども、やっぱり雰囲気とかもろもろ物足りない。中の人効果というか、役者さんがもってる雰囲気って大事なんだなと改めて実感しました。なんでか骨喰の話が三日月の話に…笑

 

博多と日本号も、二人の絡みが可愛かったなーって感じですね。でも我が本丸にまだ日本号きてないので、ちょっとキャラ掴めてなくて「ぽい」ってことしかわからないです。

博多に関しては短刀でも結構愛用はしてるからか、ちょっと……解釈違い起こしてます。もうちょいお金にがめつくいてほしいし、セリフゆっくり言ってほしいし、なにより可愛さが足りない。

でも博多も日本号も黒田にゆかりのある刀とすれば、あれでよかった…のかな…。

 

ソバヤ…じゃなかった、ソハヤノツルギはポジティブさに救われたかなーと。でもだいぶ空気だった気もする。(ごめんなさいソハヤノツルギも育てきれてないです)

というか、2幕からの参加組が結局1時間程度しか活躍時間がなかったのもあって、あれではちょっとキャラの株も上がりにくいなーっていうのが正直な感想です。

 

あと今回一番解釈違い起こしてるのは長谷部。

 観劇した人は、たぶん長谷部株急上昇してるんだと思うんですけど、私はどうもあの長谷部が好きになれない。

織田信長公のときはツンデレだったのに対し、黒田長政公に対してはツンデレのデレってさぁ…。深い意味があって、それを理解できていないのかもしれないけれども、あの女々しさはちょっと受け入れがたい。

自分のことを大事にしてくれた長政公との記憶を守ろうと足掻く姿はかっこいいんだろうし、長政公にお声がけしてもらえて「認知してもらえてるー!?」ってなってるのみて泣けるシーンなのはわかるんですけど、なんか既視感というか…崇拝対象(アイドルとか役者とか)とファンかよっていう…笑

長谷部も成長はしてるんだけど、長谷部長谷部しすぎてもうちょっとおなかいっぱいです。

 

全体的にはよかったし、もう一度見たい気持ちはあるので、大阪期間当日券チャレンジしまくります。

 

*1:磯ミュ以来の共演のため

*2:推し出したのは刀ステより前