宇宙ビール 「にっぽんのうた」11/28
宇宙ビールさんの第3回演劇公演「にっぽんのうた」を観劇してきました。
あらすじ:いつもこの時のように
ハレの日のようにあれ
あるケの日の暗闇にうちに
神は光をつくり、万物をつくった
そして
神は神に似せて人をつくった
神曰く
「なんかおもってたんとちょっとちがう」
役者、ナレーター、クラウン、ダンサー、キーボーディスト、ヴァイオリニスト、様々なジャンルのパフォーマーたちが各々の商売道具を引っ提げてお届けする、今回の宇宙ビールは、歌、芝居、ダンス、音楽、笑いをギュギュっとつめこんだ、なんでもありの天地創造の物語。
ちょっとナナメから見てみた、地球のヒフの、ある島の、ある男の子のお話です。
猿渡美穂:花田美智子、しい
安西なをみ:音色声子
木所亮介:花田治夫、職人頭
平地正憲:キーボーディスト
笹原和哉:土田人男
すずきまいこ:乙骨人美
片桐慎和子:神田二葉、にい
門田草:神戸一郎、いち
久家順平:成徳太子
新石器素子:星野天、ごう
福澤里泉:ヴァイオリニスト
(チラシ・当日パンフより)
上演時間・140分くらい笑
宇宙ビールさんは前回公演の「ハル」の観劇と合わせると二度目。
でも前回公演が凄くよかったので、今回も楽しみにしておりました。
「(簡略)開演前に0884君の『特別なショー』があるよ!」と告知があったおかげか、開場過ぎに向かうともう既に4分の1程度席が埋まっておりましたが、なんとかみやすい席をゲット。
久々の…というか、1年に1度の頻度でしかお見掛けしない0884君が、今年もまた改名されておりました。笑
今回の0884君はなんちゃら(←忘れました…)0884三世という、どっかの貴族とかにいてそうなマスカレード仕様(劇場支配人とか言ってたような…)で、普段とはまた違ってパントマイム系が多く、ワルツを踊ってみたり…ちょっと違った感じでしたが、面白さは普段とは変わらずでした。
面白い前説のあとは、本編。
前回の「ハル」が『静』なら、今回の「にっぽんのうた」は『動』というくらい皆さんめちゃくちゃ動く動く。
チラシにも書かれていた通り、様々なジャンルの人を集めてきてるので、どれもこれもが凄い。凄すぎてお祭り騒ぎどころか、カオスなことになってました。笑
でも、とっても面白かったのは事実です。たった3回だけの公演をあの小さめな会場でしてるのはもったいないな…と思いますが、まああそこでやるからこそ、面白みもあったような気がします。
平地さんと福澤さんのキーボードとバイオリンがこの舞台には欠かせない存在として私的にもドストライクな音楽を生演奏されてるし…
木所さんの役者として演じつつ、さりげなくカホンを演奏してるところが音楽に深みをもたせてたかと思いきや、全然イメージと違うオタクっぷりがめちゃくちゃ面白かったし…
笹原さんとすずきさんの男女のキレッキレで惚れるダンスや通販のデモンストレーションのときのコンビネーションが最高でしたし…
片桐さんと門田さんのお二方の無邪気な神様とおどおどした神様が、神様の中でも特に好きでしたし…
新石器さんの数々の早着替えからの数々の役や、やまびこのとこは凄いし面白いなと思いましたし…
猿渡さんのメイド姿は可愛すぎて私も一緒にもえもえにゃんしたかったですし…
久家さんに至ってはここ5年程で色々な姿を拝見させていただいた集大成かってくらい様々なことをされていて、その中には自分にとってここ最近一番見たかった物凄く懐かしく感じるものもあって…そこに全部持っていかれました笑
その他にももっともっと皆さんそれぞれにいいところがあったのですが…私のキャパオーバーで覚えきれませんでした\(^o^)/
メモしとけばよかったかなぁ…と少し後悔。
全体的には神様から作られた人の夫婦喧嘩と、通販コーナー、それとメイド喫茶の話がめっちゃツボでした。
神様が天地創造したり、太子の数々の話だったり、やまびこ?のやりあいとかも好きでしたけどね(*´ω`)
なんやかんやと書きましたが、「創造の歌」が一番印象的で頭から離れません…笑
余談ですが、終演後にあったシールも購入しました。
裏地が白かと思いきや、まさかの透明で使い勝手が良く、あと2枚何に使おうか悩み中です。