Room2916795

観劇は麻薬。好きなことだけ気の向くままに。

心踏音〜Shintouon〜(劇団壱劇屋) 10/27ソワレ

劇団壱劇屋さんの五ヶ月連続ノンバーバル殺陣芝居シリーズ:「五彩の神楽」の第3弾である『心踏音』観劇してきましたー。

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もう5ヶ月シリーズの半分!?って気持ちなんですけども、毎月毎月短期間でまた竹村さん達すごい作品作りよったな…って気持ちで見ております。

期待を裏切らないあのクオリティ最高です。

 

そんなわけで今月のあらすじ。

 これは”男“の物語

 

生まれたときから

男の世界には光はなかった

 

耳は目になり

少し世界が明るくなった

 

生まれたときから

女の世界には音はなかった

 

足音は声になり

少し世界が輝いていった

 

二人は出会う

世界は眩しく色付いていく

 

闇は音もなく近づいてくる

 

これは”男女“の物語

光を奪われた男は復讐の修羅となる

 

今月は先月と真逆(どちらかといえば憫笑姫寄り?)の内容で、めっちゃ泣きました。

ノンバーバル殺陣シリーズのなかでめちゃくちゃ泣いた「独鬼」とどっちの方が泣くかなーってくらい。

好みの甲乙はつけがたくてどっちも好きなんですけども…笑

 

 

冒頭の吉田さんと坂口さんの滑らか且つ素早い殺陣をみた瞬間、一気に空気が変わったというか……流石全盛期からずっと活動されてたお二人だ…!って思うくらい安定感と安心が凄かった。

 

吉田さんは今回の主役である「目」が見えない盲目の剣士。見えてないハズやのに、たまたま見てしまった目でも凄く語られてた。というか、吉田さんのあれだけの目力あんまりみたことないかも。(普段は飄々としてらっしゃるイメージ)

普段は竹村さんの笑人がいてないとダメダメな感じやのに、終盤の恨みの執念からの殺陣がぐっとくる。

 

どうでもいいけど、猩獣で吉田さんは片目失ってたのに、今回は両目とも見えてないって竹村さんは吉田さんになにか恨みでもあるんですかって書きながら気づいて笑ってしまった。それを障害ともせず毎回軽々乗り越えてる吉田さんも凄いけど。 

 

今回守りたかったのに守れなかった、彼女のために、あれだけ執念を燃やして生きて闘い倒した相手が彼女の父親や友人ってさあ〜!!!!。゚(゚´ω`゚)゚。

1周目の時点は「え?なんで?」という疑問を抱えながらも、見事に視覚の役者という情報に騙され、2周目からの種明かしでは納得しながらの大号泣。

目が見えない彼を生かすためにした2人の行為が褒められるのかどうかはわからないし、話せない彼女の悲痛の叫びがより届かないものになってしまっていてつらかったけど、盲目の友人こと笑人はやっぱり友人なんだなぁって。

 

あとまあ今月も前情報そんなに入れずに観たんですけど、話せない彼女(フミ)がまさかタップダンスやるとは思わなくてビックリした。

そこでそんな取り入れ方するか!?っていう発想の勝利が凄いし、それで会話成立してたことにまた泣けた。

 

坂口さんの岳人はお父さんってことまでは知ってた。(今更ながら知ってた情報をあげると、盲目、竹村さんが盲目の友人、岳人がお父さん、丸山さんの腰巾着が西分さんくらい)

恋する娘を見守りつつ、時には邪魔もするお父さんはちょっとくすぐったい感じだったけど、ニヤニヤが止まらなかった。

坂口さんの殺陣はチェスぶり…のはずだけど、衰えとか全くなくて、ほんと吉田さん共々安心して観れたおかげでまんまと引っかかった。

 

竹村さんは相変わらずずるいお方だ…。いいとこ取りすぎるし、今回は前回に引き続いてへらーってしてはるのに、坂口さんから鈴を受け取るときの苦しそうな表情がつらい。笑人の名前通り1から10まで全てが優しさでできてる。バファリンですか。

 

丸山さんや岡村さんが今回の敵キャラではあったけど、前2ヶ月よりは印象薄い…気もする。まあ仕方ないといえば仕方ないんだけど。

あと個人的に今回報われねーなーと思ってたので、暗転後の2人の再会がちょっと蛇足に思えてしまったし、盲目の彼ははじめて話せない彼女を見るわけだし、どうせ再会させるなら軽いタップ踏んでもよかったんじゃないかなぁと。

 

とりあえず毎月目が足りてない感じなんですけど、今月は特に足りてないーー!!見所がありすぎる…!!!

メインメンバーに目を奪われてしまうからか、アンサンブルメンバーが全然目で追えてないし、「あ、この人こんなとこにいてたのか!」ってはける直前に気づくってのが多々あった。 

もう一度はいくので、次はそっちもみれるように頑張りたい。

 

 

あと蛇足ではあるけど、カテコの丸山さんのTV通販のような挨拶(?)には笑ったし、それ突っ込んでくださった坂口さんは流石。謎の通販番組風カテコのインフォメーションも面白いからそれを極めてほしさはある笑

 

とりあえず本命の今月でこのクオリティで大満足だし、来月が大本命の自分としては滅茶苦茶楽しみにしております。

 

JOURNEY-浪花忍法帖-を宣伝するだけのブログ

どうもこんばんは。

 

観劇にわかのお届けするオススメ舞台を宣伝しようのコーナーのお時間です。

 

今回の作品これ!!

劇団Patchの第11回公演

(またの名をPatch stage Vol.11)

 

JOURNEY-浪花忍法帖です。

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(※どこかからぱちってきたのではなく、大阪公演OP撮影回のSNSOKのやつです)

 

関東小劇場や、関東メインの2.5次元のお芝居*1や、朝ドラ*2などをみたことある人なら、

劇団Patchって名前はみたことあるけど…?」

って人や、

「近藤くんとか納谷くんとか松井さんのいてるとこだよね?」

って人や、

「『ごちそうさん』でふ久ちゃんと結婚した諸岡くんや、『あさが来た』の加野屋で働いてたやたら濃い眉毛で印象のあった弥七とか、『べっぴんさん』で裁縫道具を返しに来た中山照之…と言えばわかる」

って人に言いましょう。

 

そのイケメン達…全員同じ劇団員であり、

10/20~22に 初 東 京 公 演 やります

ただ、残念なことに朝ドラ組3人と近藤くんは今回の舞台にはでていません。

(弥七の声は聞けます)

あとこれ以上の情報は面倒…よく知らないところがあるので、詳しく書いてる人のブログとか読んでください。ここでは長くなるので割愛します。

 

 

大雑把で雑な今回の公演のあらすじを説明すると…

浪花国の(自称)最強忍者:恵比三(エビゾウ)という忍が、なぜか敵国(安須真:アズマ)の大将(アスマ)へ会いに行こうとする僧侶:布丁(フテイ)を守護しながら、弟子(禄郎:ロクロウ)や旅の途中で出会った仲間(弁才:ベンサイ達磨:ダルマ)を引き連れて、敵国の城に乗り込み、そこで敵国最強忍者:毘沙丸(ビシャマル)と対決する、というお話です。

あと恵比三らの前に立ちはだかるアズマの忍として、寿(コトブキ)大角(ダイカク)がいます。

(色分けしたのは各キャラクターの服の色です。布丁だけは黄色と白なので黒ですが)

 

 

前売りはほぼ完売してるので、こう改めて宣伝ブログなんていらないんじゃ…?って思うのですが、

当日券出ます!!とのことなので、

片方のVer.だけ観ようかなってしてる人や、

予定空いてるし、関西の劇団ちょっと観てみてもいいかな…って人にどうせなら言いたい。

 

霧 と 虹 の 両 公 演 を 観 て く れ。

 

 当日券で両方のVer違うのを見るのは難易度高いし、

お財布的にも当日券4,700円(近々ある当日引換前売券を買えば4,200円!)×2は

ちょっとお高いところはありますが

同じストーリーでも一部がWキャストなので全然違うんです!!!

Wキャストといっても、どちらかだけが出演してもう1人は出ない、というWキャストではないです。

リバースキャストシステム*3を使用したWキャストなんです!!

 

つまり例としてあげると、

霧公演でA役をしていた役者と、B役をしてた役者がいます。

虹公演ではB役をしていた役者がA役をし、A役をしていた役者がB役をするという役者に負担が増えてバカじゃねーの!?とか思ってしまうシステムです。

(でも役者さんによって解釈やセリフの言い方が違うっていうWキャストあるあるの楽しみは楽しめます)

 

今回入れ替わるのは

・主人公の恵比三と、彼の命をとある理由で狙う仲間弁才

・恵比三が守護する僧侶:布丁と、敵国最強忍者:毘沙丸

 の2組が入れ替わります。

 

霧Ver.では、

恵比三をこれまでのPatchを背負ってきたと言っても過言ではない1期生:松井勇歩(突然の敬称略)が演じ、弁才を4期生の今事務所にゴr…売れっ子:納谷健が演じてます。

布丁は劇団の公演に唯一全公演参加している1期生:三好大貴が演じ、毘沙丸を今回の芝居の殺陣をつけた劇団の小道具番長の1期生:星璃が演じます。

虹Ver.では、

恵比三納谷健が演じ、弁才松井勇歩が、布丁星璃が演じ、毘沙丸三好大貴が演じます。

(※あとの4名(禄郎:尾形大悟達磨:田中亨寿:藤戸佑飛大角:吉本考志)は霧と虹と同じ役をします)

 

ぶっちゃけ、役名とか役者とか知らなくても大丈夫です。

とりあえず赤い衣装を着た忍者が、僧侶を守りながら、青い衣装を着た金髪(又は銀髪)のいてる城に乗り込む旅物語ってだけを覚えておいてもらったら大丈夫です。あとは大体何とかなります。

 

 

ついでにいうと今回の公演、殺陣が多いので、私のような殺陣芝居スキーな人は見て損はないと思いますよ!!

 

 

劇団として結成6年目に突入し、各々で活動することも少なくなくなってきましたし、今回は今までの体制とはガラッと変わってからの一発目なので、ぱっちを知ってる人らからすれば多少物足りない分もありますが、頑張って足掻いて乗り越えようとしている彼らの初の東京公演を是非!!見てあげてください!!!

事務所が大手有名事務所(ワタナベエンターテインメント)ですが、彼らは結構自分たちで何でもかんでもやってます!!だから同年代としてもいいたい。頑張ってる彼らを観てくれ!!!!!!!

そして関東勢は遠征してでもぱっちや関西のお芝居観に来たいってなってください!!

関西も東京のお芝居に負けてないから!!!!

 

メンバーに対しては一発かましてこいよ!!って気持ちで関西から公演成功を祈っております。

(私は関西で観劇予定があるので行かないです←)

 

ついでなのでネタバレのないダイジェストとチケット情報(追加)を載せておきます。 

これが当日券ラストチャンスです!(たぶん)



 

 最後にもう一度ちゃんとした宣伝をば。

公演は今週末の10/20~22、新宿シアターモリエールです。

20日は14時公演(虹)、19時公演(霧)

21日は13時公演(霧)、18時公演(虹)

22日は12時公演(虹)、17時公演(霧)

というスケジュールです。前日より1時間ずつ早いのでご注意ください。

チケットは当日引換券だと4,200円、当日券だと4,700円になります。

 

何卒よろしくお願いしまーーーーす!!!!

 

 

*1:刀ステ、ハイステ、Kステ、黒ステ、hstちゃん、笛ステとかですかね?

*2:ごちそうさん」「あさが来た」「べっぴんさん」

*3:名前あるのかわからないので今私が勝手につけました

私とぱっち

「JOURNEY-浪花忍法帖-」大阪公演お疲れさまでしたー。

気づけば16公演中10公演も観に行っておりまして…こんなこと5年前の昔の私じゃ考えられなかったよなぁ…と思ったときに、ふとPatch5周年の日に知ったきっかけってなんやったかなぁと書きかけてた文章があったのを思い出し、勿体ない症の私としては書ききってしまおうと重い腰を上げてみました。

 

ただ、めちゃくちゃ初期は純粋に応援できてないですし、私自身コイツなんやねんって感じなので、もしかしたらイラッとするかもしれません。あと昔から存在はしってるのに、未だに知らないことの多いにわかです。

不快な気分になる可能性があることをご了承頂いた上でお読みいただくと幸いです。

 

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賊義賊〜Zokugizoku〜(劇団壱劇屋) 9/22ソワレ

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劇団壱劇屋さんの五ヶ月連続ノンバーバル殺陣芝居シリーズ:「五彩の神楽」の第2弾である『賊義賊』観劇してきました!!

 

前回の開演前PVからすごく楽しみで、尚且つ「ヒップーでホップーな作品にしたい」と前回のカテコで聞いてたので、あえて壱劇屋さんの稽古風景などが載ったSNS系を何も見ずに行ったんですけども……なんですかこれ!!笑

「え、これ本当に竹村さんが作ったの?」と思うような、今までのノンバーバルシリーズとは全く違う、ワクワクするし、めちゃくちゃ楽しいし、曲に合わせて揺れてる主演の中村さん観ながら、自分の体を揺らしたくなる衝動を堪えながら観ないといけなかったくらい楽しいんですよ!!!(大事なことなので以下略)

でもちょっぴり泣かせにくるのはいつもの竹村さんの作品らしいなぁと。(今回はあんな楽しい作品に不意打ちでこられた感じが凄いので、涙脆い人はタオル持っていくことをお勧めします。)

 

今更ながらあらすじを書いとくと、

これは❝賊❞の物語

 

その賊は人を殺めず

その賊は悪から奪い

その賊は民衆に与える

 

かの賊は人を殺め

かの賊は悪を滅ぼし

かの賊は闇に暗躍する

 

その賊はかの賊を付け狙い

かの賊はその賊を討ち狙う

 

これは❝義賊❞の物語

最強の女賊

民衆の前に推参

 って書いて気づいたんですけど、あらすじよんで私が思ってた内容とはちょっと違った気がするぞ…?

 

 

主演の中村さんはめちゃくちゃ笑顔が素敵で、作品にぴったり合いすぎて惚れる。いや、惚れた。可愛い。

疲れた姿をカテコでも全く見せないし、めちゃくちゃ動いてるのに、まだ体力余ってます?って思えるくらい余裕な表情でかっこいい…。

あと動きも凄く軽やか(アクロバティック)だし、仕掛けのある刀(?)を難なく使いこなしてらして、観てるこちらをワクワクさせてくれてる主犯かな。コロコロ変わる表情も見ごたえがあって好きです。

 

準主役…というよりも敵の大将としてのKATSUさんの存在感が凄い。異質で、なんか凄いのきた…ってすぐ分かる。(現に当日パンフを見損ねてお名前しか存じ上げてなかったのに一発でわかった)

めちゃくちゃ挑発してくるし、狂気的っぽくて怖い。悪役が似合いすぎてる。怖すぎて猩獣の赤星さん思い出した。(あの怖さとはちょっと違う狂気だから、いつか同じ舞台上で闘ってるのを見てみたいかもしれない。)

前回の憫笑姫も王様がめちゃくちゃ挑発してたけど、同じ挑発でも人と作品が違うとこう違うのか!ってちょっと面白かった。

 あと今回の作品、刀が前回までと全然違うものばっかりで、KATSUさんが所持してた刀とか予想外に面白くてもっとみてたかった…というか、5か月分の衣装と刀の展示してほしい位じっくり見たいと思ってしまった。(解体や加工されてるので現実的に不可能なのはわかってるけど、衣装も小道具も一か月足らずであのクオリティになるのが凄い…)

 

真の準主役こと中村さんの対の黒い(義)賊である永沼さんの結末がちょっと予想外だった。自業自得なのはわかるけども…!こんな作品だからこそ…と思ってたら、そのあとの竹村さんでめっちゃ泣くことになった。あれはずるいなぁ…。。

出てきた最初は「中ボス的存在かな…?!」と思ってすみませんでした。全然違った。

あと今回みたいな楽しい作品にならないのはわかってるけど、こっち側視点の作品も観てみたい…かもしれない……。(暗い作品にはなりそうだけど、結構殺陣ありそう)

 

岡引のまとめ役的存在の新谷さんはお笑い枠かな!?ってくらい出てくるたびに愉快で、面白くて、でも優しいくていい人…!って思いながら見てました。

あれだよね、ルパン三世の銭形警部っていえばよくイメージしやすいと思う。(そうなると中村さんは不二子ちゃん?)

でかい十手とか、十手複数刀流とか…発想が面白いし、最初のに関しては突っ込みどころがありすぎる。壱劇屋さんなんてもの作ってんだ…笑

 

今回出番が少なくて斬り足りないとぼやいてらした竹村さんは、斬り足りてない分一番おいしいところはもっていってて流石というか、ずるいなぁ……。

頭領vs賊義賊のところのサポートシーンとか、お迎えのシーンだったりとか、罪をきせられたシーンとか……後半の出演シーンは大体竹村さんによって泣かされてた気がする。

 

あと個人的に似合いすぎてた湯浅さんの役とかも結構好きだったし、西分さんの悪役っぷりにちょっとぞっとした。

井立さんの瓦版屋も、岡村さんのいい旦那さんも、藤島さんの裏切りも、他の人も全部ひっくるめてよかったし、各月メインの壱劇屋さんメンバーが違うので、これはこれで覚えやすくていいかもしれない(まだ全員覚えきれてないのすみません)

 

とりあえずグダグダ書いたんですけども、今回の「賊義賊」は、オブラートに包まず書くと、正直5か月の中で一番客演さんにホイホイされる要素が薄いなー予定も詰まってるし、1回でいいかなーって思ってました。

でも、今までとは全然違うし、猩獣、独鬼、憫笑姫のどれかを見て「わかりにくなぁ…」「殺陣はすごいけど、話はこんなもんかぁ…」とか思って避けてる人に見てほしい。今回のはめっちゃわかりやすいし、楽しい。

緊迫感もあるけど、殺陣芝居でこんな楽しいのできたのか…!って感じ。SMITHとボルテックス学園あたりを合わせたような楽しさがあるので、そういう系好きな人にお勧めしたい。

私も予定がつけばもう一度見に行きたい…。DVD出るのはわかってるけど、劇場でワクワクしながら見ておきたい…!!と思うので、予定調整頑張ります。

 

あと終演後に前回、公演前の宣伝PVで流れてたかっこいい曲も、終演後KATSUさんから購入できます。この感想も聞きながら書いてたらめっちゃテンション上がった。

選曲も今までの公演と全然違うし、まだこんなレパートリーあったのか…という気持ちでこれもまたよかった……。

 

来月も楽しみだけど、今月ワンチャンしてーーー!!!

 

推しさんらが共演した舞台の話(煉ステ 8/26・29)

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8/26マチソワと8/29マチネに行ってきました。舞台「煉獄に笑う」こと煉ステ。

感想書く前に少し前置きをば。

 

出演発表されたのが4月下旬。「ヒロキスズキ氏の出る煉ステに納谷くんでるのかー」なんて呑気に思っていたあと、出演者見返して、ビックリして二度見どころかめちゃくちゃタグを見ました。

 

…ミ ュ ー ジ カ ル 俳 優 が い る 

しかも吉野さんと角川さんてwww事務所ォォオ!!*1ってなってた時のツイッターがこれです。

 

めっちゃ動揺してるし( ̄∀ ̄;)

 

というのも、今回出演者に私の推し俳優がお二人いてるんですよ。

関西にある劇団Patchの劇団員の中で1番推してる4期の一人:納谷くんと、ミュージカル界で推してる濃い怪優:吉野さんなんですけども…その二人が共演してるんですよ……?普段それぞれ出没する劇場が違うのに、今回は同じ舞台に立ってる姿がみれるんですよ!?!なにがどうなってこうなります…??!?ってめちゃくちゃ驚くくらい嬉しかったのは事実です。

納谷君が同じ事務所の東さん(とんちゃん)みたいにミュージカル系行かない限りあり得ないことだと思ってたので、吉野さんの方から歩み寄りは「まじか…」って感じでした。

 

でもなんで久々に2.5次元系舞台(しかもストプレ)オファー受けたんです!?!?っていうのは聞きたい。確か初めての2.5次元系舞台の花男はミュージカルだったし、わかるんですけども……先月の空中キャバレーといい…新たな挑戦されすぎで戸惑い半分、楽しさ半分な状態です。

 ここは私みたいにストプレメイン民を唐突にミュージカル沼へ突き落とす為ですかね??( ̄∀ ̄)←*2

 まあどこのどんな作品であれ、今のところ必ず楽しくて行ってよかったと思える作品にばっかり出てくださってるので、全然いいんですけど……関西民としては大阪公演でもご活躍を拝見したかったナ…というのが本音です。

ベスのお稽古が既にちょこちょこ始まってるのは知ってるので、あまり無茶はしてほしくない気持ちもありますけどね…ううぅ…レディベスで待ってます…!!。゚(゚´ω`゚)゚。(納谷さんは吉野さんより次の公演早いのに主演大丈夫なんだろうか…)

 

そんなわけで推しさんが関西にこれない?なら私が行くっきゃねぇな!!の精神で今回も頑張っていきました。

そしてDVDもダイジェストのみと聞いて、急遽チケット増やしました✌(´>ω∂`)✌(※軽率に増やせる関東民でなく関西民です)

 

だってぶっちゃけ吉野さんと納谷さんが共演するだけでもありがたいのに、役のつながりとして、孫(一波)とおじいちゃん(丹波さま)だし、公式の一波の紹介文が

百地丹波の信者的子分。「丹波さんが正義」と考えるがゆえ、丹波のやる事なす事、全てがカッコよく見える。実力はあるが、生意気さかりの15歳で、先輩もなめたおす。桜花とは5歳の頃からの幼馴染でありライバル。何をしても競いあっている。

って書いてあって…ピンポイントで私の命が狙撃されました……💥🔫(˘-˘ )

配役決めてオファーしたの誰だよ…ありがとうございます…(土下座)

しかも原作の漫画読んで丹波さんみて爆笑しましたよ…

 

似 過 ぎ じ ゃ な い ?笑

ビジュアルでる前から漫画読んで本人じゃん!と騒ぎまくり、もちろんビジュアル見ても違和感を感じないし、むしろ丹波さんのゾクゾク感増してるぅぅ!!怖い!!笑

あの目力ポスターを長時間見てられず、未だに事務所からいただいたチラシが玄関に放置という名で飾られております。魔除け効果もありそう←

納谷さん一波も丹波さんと絡んでくれるんじゃ…?絶対似合うやん…??と期待しかなかったですし、とあるイベントで「丹波さんらどうですか!?」「最高っす…期待しててください(`・ω・´)b」と聞いて言わせたことは後悔してないです。ありがとうございます。舞台は期待以上でした。

 

あともう一つ今回の私的舞台のホイホイどころを言わせてください。

音楽が和田さんで、挿入歌(女性の方)が新良さんなんですよ…!!

5年くらい前のTRUMPからてらりすと好きすぎて拗らせてる民としては、舞台のBGMがてらりすとっていうだけで、どんな作品でもSUKI…!ってなっちゃう病気にかかってます。

去年のバイミュ*3も実際もう見るのもしんどいんですけど、吉野さんが出演、和田さんが音楽で、どうしても手元に残しておきたかったので買いました。ソロ(アカペラはノーカン)がなくて「今度こそ丹波さんで歌うの?ミュージカルでも始まるの?」なんてふざけたこと言ってましたが、丹波さんは歌いませんでした。なんでや…

いつか和田さん音楽の舞台で吉野さんがソロを歌ってくださるか、新良さんと吉野さんが共演してくださることが今の私の密かな夢というか、願望です。「HEADS UP!」であっきーさんと新良さん共演してはるし…ないこともない…はず…!!

余談ですが、てらりすとのCD「てらべすと」の「Spinning Merry-go-round」を入れてくるあたり西田さんがいい意味で憎い! 昔西田さんがやってた舞台のサントラぶっこんでくるってねぇ…和田さんと西田さんよぉ……RAGTIME S&Dまたやってください…みてみたいぞ……。(そこか)

 

と、ここまで書いてようやく煉ステ本編の感想です。笑

 なんでこんなに書いてるんだろう…?(ここまでで色々省いても既に2000字越えてます)

 

 

*1:吉野さんと角川さんは同じ事務所のジャンクションです

*2:M!観て気になってましたが、次に見た作品が1年後のダブリンの鐘つきカビ人間で、そこから転がり落ちて今に至ります

*3:バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~の略。未だにDVDのカテコのダンスシーンを平間さんのブレイクダンスメインで、吉野さんのタップシーンをぶった切られたこと根に持ってます。なぜ引きにしておかなかった…!!

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空中キャバレー2017 7/22

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行って来ました。空中キャバレー2017。

何が起きるか出演者も観客も行った人しかわからない、とりあえず行って損はないモノということで、のぞみとしなのを乗り継いで頑張って行きました。長野県松本市(お初です)

しかも日帰りでね………Tokyoヨリハ、近イヨ…(白目)

開場前までに時間を作ってロボットが作るソフトクリームを食べに行ったり、時計博物館に行ったり、四柱神社へ参拝したり…(地図を見ずに歩いたので)迷子になったり……。

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なんやかんやちょっとは松本充させてからいざ劇場へ!!

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……いくもまだ開いておらず(上の画像参照)、ちょいと時間を潰して行ったらシャッターが開いてたので中へ。


入り口だけでもワクワクするよーー!と思ってたら、開場と同時に鳴り出した音楽。何が始まるのか楽しみ半分、怖さ半分的な。
(入口から先は撮影禁止のため写真がありません悪しからず)
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石丸さんファンの方の過去の感想読んだら、石丸さんはマルシェ内売り子してたらしいので、まあ吉野さんらもどこかで売り子してんのかなーと、とりあえず一周ぐるっと見回しt……あれ?

檻の中……え?あの……ライ…オンさん…??

檻の中でバルーンアート(犬作成)してるライオンさんって……Y野K吾氏で間違いないですよね!?!?!笑

と、我が目を幾度となく疑いましたが、まあご本人です。
檻の中にはTdV大好き人間としてずっと見たかった(会報ではみかけたことのあるけど生では初見)しろちゃんとびっくりチキン(お腹を押したら鳴くニワトリ)とかいてるし。

喋るのか喋らないのか気になって眺めてたら、バルーンアートが完成し、プレゼントすると思いきやしない、みたいな天邪鬼っぷりも発揮。じゃんけんを自分からしといて、負けたら近くにあった風船で八つ当たり。(しかも投げ出した風船返せとジェスチャー)
喋らないせいで普段より威圧感増してる(ように見えるだけで、子供と男性には優しく絡みたがる通常運転の)ライオンさんは、突然檻から出て(出れるんかい)、隣にあった「theater GURI GURI」に行けと威圧ジェスチャー

ライオンさん見っぱなしもアレだし行くかぁ…とノリでtheater GURI GURI『いがぐり坊主』観に行きました。

……めっちゃおもろいじゃないですか…!!笑
あれで100円ってめちゃくちゃお得感あるし、なんなら4回全て制覇したい(しません)
定員15名くらいやのに案内人のお兄さんお姉さんらが巧みな話術でめちゃくちゃ詰め込むし、いがぐり坊主らは凄いし、あれは観て損どころか得した気分になる。300円くらい払わせてください。

いがぐり坊主のあとはフラフラとして空中キャバレー限定カクテル(名前失念したけど美味しかったし、販売してたのがcobaさんと後々知って吃驚した…笑)を買ったり、ライオンさんに手の甲にスタンプ押してもらったり、ライオンさんが檻から出て、男の人に鎖持たせて徘徊してたり(手にはニワトリとしろちゃん)…なんとなーくあちこち徘徊してたら軽快な音楽と共にマルシェ奥の劇場(?)が開いてそのまま中へ。
(大人も巻き込んだハーメルンの笛吹きみたいと思ったのは秘密)

人生くたびれ席(座席)には座らずに、アリーナでワイワイ立ったり座ったりしてたんですけども…何かが来るたび退かされて移動っていうのがちょっと楽しかったり。

1幕はOPの演奏だとか、サーカスのブランコ乗りに恋する男のお話だとか、蝶々とクワガタを鼻につけた(ぶら下げた)お兄さん(最重要)らの話だったりとか、サーカス組のサーカスだとか、怪力男の歌だとか……あんまり詳しくは書かないですけども、童心に返ってめちゃくちゃ楽しみました。
アリーナ席の方がお得だよ!っていう意味を理解しましたよ…。普通の劇場だとあり得ないあんな至近距離で高田聖子さんとか秋本奈緒美さんとか吉野さんとかが歌ったり踊ったりなんやかんやしてくれることないもの……!(どうでもいい余談ですけど、これ書きながら高田聖子さんがSHIROHのお紅さんと昨年観たVBBのサカエさんと同一人物なのに今気づきました…orz 空中キャバレーでのインパクトとVBBのお姿とSHIROH映像の記憶が一致しなかったよ…!!笑)
でも一つだけ後悔したとすればあれですね…開演前に買ったカクテルが邪魔!!!笑
開演前に飲んでしまうか、片手で音鳴らせるなんか買うか、2幕前に持ち込むのがベストですね。(音鳴らせる物は未購入やったので1幕中は凄く邪魔だった)


休憩タイムはとりあえずお腹空いたので入り口のとこへ軽食食べに行こうとしたら…またライオンさんがお客さんに鎖持たせて歩いてるとこに遭遇。何回めだよ…笑
お腹も満たして劇場へ戻ろうとしたらライオンさんが缶バッチアピールしてる…。

ちょっと面白いからみていこ…って立ち止まってたら、GURI GURIの案内を終えたお姉さん(下地さん)と(押し)売りはじめるお二人。
下地さん「買うの?買わないの?買うんだったら財布を出す!!私がここにいれるのもあと2分くらいだよ!!」

といわれ、買う気は一応あったので、財布だそうとしていたら、ライオンさんによる選択権なしの押し付けならぬ押し売りをされてしまい……買いました。

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(でも正直な話2個入りとか3個入りとか2択以上あると凄く悩むので、こうやって選んで押しつけてもらえると物凄く助かった…)

このお二人がタッグを組んで売り始めたら(主にライオンによる選択権なしの押し売り)ある意味最強ですね…笑

今回の空中キャバレーで「TCアルプの皆さんいいな…」って思ってしまったので、もうちょっと貢献したい気持ちはある。(軽率に手を伸ばしてしまうタイプの人間なのでそのうち本公演とかがあれば、余裕はないのにまた松本に行ってる可能性はある)

とりあえず今度行くときは缶バッチつけていきます。

 

2幕は1幕と違う場所(同じ会場内)からはじまり…目の前の緞帳が上がると「あ、ココって劇場(舞台上)だったんだ…」ってそれだけでちょっと感動してしまった。

搬入口から入ってたので、舞台裏や舞台上にいるのは当たり前のことなのにすっかり忘れてて…明かりのついた劇場は綺麗だし、綱渡りも含めて凄いなぁ…って。もうどれに対しても語彙力なさすぎて「凄い」しか出てこないし、凄すぎることに感覚麻痺してくる笑

(個人的にサーカスだとジェロさんが一番好きなタイプでした。大技も凄かったけど、細々とボケかます…いやいや、道化な姿がずるいよね。)

 

2幕もサーカス組のサーカス技の披露や、シンガー改めゲストら歌える組の歌披露だったりとか、サヴァの話だったり(しかもこれが頭から離れない上にめっちゃツボ)とか、サボテンが宇宙行く話だったりとか、ピノキオにちょっかい出したキツネとネコと、世界中に子供がいる売り子のお母さんの話だとか……1幕に続いて2幕もあっという間に時間が過ぎてしまうくらいには楽しかったんですけども…途中から終幕まで全く動かないので、ずっと地べたはちょっと対策いりますね…。。

 

出演者にお見送りされる中、会場をあとにしたので、いつもの劇場から出る感覚とはまた違って、何かに化かされたような気持ちになってしまうくらい、あっという間の楽しい時間だったなぁ…。

 

ほんと今回出演者目当てに足を運んだけども…こんな楽しいコトを2年に1度やってた松本市が羨ましい!!笑

だって近所に住んでる15歳以下の子供(小学生や中学生)とかなら、チケット代は両親にねだっても「千円やからいいか…」って気軽に出してもらえそうだし、空中キャバレー内は基本安いからお小遣いの範囲内でなんとかなるし、サーカスと縁日が混じったようなあの空間に子供同士でいけるっていうのがまたいい思い出にもなって、行った子だけの秘密の時間の共有みたいな感じになるわけですやん??

あまり遠出のできない家族だって、空中キャバレーに行けばめちゃくちゃ楽しめるわけですやん??

記録(媒体)に残せなくても、記憶には残せるし……どんな世代と行っても楽しめる作品(舞台?)ってそんなに多くないから、空中キャバレーが2年に1度でも身近にある松本市が羨ましい…!!

と、地元らしき子たちを見て思ってました。(決してステマとかそんなんではないです)

私の子供の頃にもこんなの見てたかったなぁ……。

 

まあでもぼっち参戦はなぁ…って悩んでる大人も正直行くべきですよ…。

現にぼっち参戦でも普通に楽しんできた大人もここにいてますからね。笑

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マルシェ内で買ったものは食べ物系が多かったので、結局手元には缶バッチと、商店街とコラボしてた扇子と、あとサイン色紙だけだったみたいで…来週もうちょっと買おう笑

グレイトとグレートのギャツビーを観て

ミュージカル「グレート・ギャツビー」(イケコ大先生演出・井上芳雄氏ギャツビー版)観てきました。

やっとですよ!!!

やっと観れた!!!!

去年「チケット余ってんの?行く!」と錦織さん演出・内くんギャツビーの「グレイト・ギャツビー」を観て、昨年度自分的ベスト20くらいに入ってたくらい大好きな作品で、今年も観れるということでめちゃくちゃ楽しみにしてました。

しかもジョージがコング桑田さん→畠中洋さん、ニックが相葉裕樹さん→田代万里生さんで、アンサンブルに顔と名前の一致する役者さん多数という私好みなキャスティングやったんですよ!!大阪めっちゃチケット販売苦戦してたけど!!!

で、まあ今回はもう博多しかないので(大阪は本日千秋楽)別にチケット買ってくれブログではないんですけども、2つのギャツビー観た身としての感想を書きたくて、やる気をよっこいしょと起きさせました。

予め書いときますが、批判する気は全くないです。あくまで私個人的な意見です。
あと、グレイト版は記憶を頼りに書いてるので、だいぶ美化されてる可能性はあります。念のため。
ややこしいですが、イケコ大先生版(井上さんギャツビー)をグレート版、錦織さん版(内くんギャツビー)をグレイト版表記で以下記載します。

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